7月22日 写真

SOL SUMMARY – JULY 22ND
In Sol SummaryPosted 7月22日, 2017
SOL3(又は83)
ジョン・クラーク

今日の「火星」は湿っぽい。テラフォーミングプログラムはうまくいっているに違いない。しかし、事態は改善している。午後には向こうのクレータの壁にまばらな太陽光が輝いている。もし天候が悪化しなければ、宇宙服なしの擬似的EVAを行うべきだと思う。安全にEVAを行うには雨が多すぎる。雨と風のために、スケジュールを前倒しにし、明日は一日前倒しにしてみよう。このように、計画した作業日程を無駄にすることはない。湿気によってハブの内壁も外壁にも水滴が壁を這っている。外では風が唸りをあげている。電柱とガイロープ(支持ロープ)が風で鳴っている。非常に風が強いことを、オーストラリアでは、「鶏は同じ日に同じ玉子を三度産み落とす」という。休憩時間には何をしようか? 読書、自分の研究に取り組む、おしゃべり、アナスタシはパンを焼いている、アヌシュリーは豆とお米を調理、残りのクルーは火星に最初に人間が着陸する可能性のある場所のメリディアニ平原に関する私のプレゼンテーションを見たり議論をした。今夜、シャワーの後に、任務報告を終え、ビデオを見る予定である。ハブの端のほうが飛び跳ねたり少し湿っている感じではあるが、総じてFMARSはハッピーであり活動的である。しかし、明日は我々のフィールドサイエンス活動の再開を期待している。(そう希望するが。)