8月8日 エンジニアリングリポート
アレクサンドル・マンジョ

水は今朝補給された。

 

8月8日 日報
ジョン・クラーク
火星歴20日

静かで肌寒い朝で曇り空、でもEVAには問題ない。昼食後、我々は服装を整え、オペレーションテスト向けのEVAを行った。このEVAを行う場所として、ヘインズ峰に沿ったハブの南西の辺りを選んだ。クレータの側面を歩行した。作業としては化石を収集し記録した。収集した化石の中には、素晴らしいストロマトライト(注:藍藻(シアノバクテリア)類の死骸と泥粒などによって作られる層状の構造をもつ岩石)が含まれ、また生物学的共同体も含まれていた。この調査はクレータの横の低い部分にある大き目の小山で終了することになった。これらの調査から、インパクト時の噴出物が大量に存在することが判明した。

結局、歩行距離は3キロメートルに達し、疲労困ぱいで帰路に就いた。でも満足いく結果であり、収集した岩石は袋一杯になっていた。

夜は、ユースケの最も暗い秘密を論じる楽しい時間を過ごした。だめだめ、内容は言わないよ。それが何なのか、だれも考えもしないだろう。今夜の「広場:The Expanse(米国のSFテレビドラマシリーズ)」エピソード11をご覧あれ!


地質学調査中のアンドレア


EVAでフィールド描画中のアレクサンドルを撮影するアナスタシア


ハイポリスを探し求めて


熱水利用の水晶


コマンダーの太陽光セラピー


孤独の宇宙飛行士