12月10日

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アヌシュリーにとって最後のEVA

地衣類

作業中の微生物学者

Sanjerooni Butte(地名)

The Moon 月

ぼんやりした夜明け

グリッドの使用

ローバーと太陽電池パネル

レシピ:炒飯の山

炒飯の山:(お米に大変情愛が深く、小さなお米の山を作りたい人のために。
食べる前により美味しくするために。)

 

材料

お米
玄米1キログラム(7人分)
お米の容量の2倍ほどの水
炒飯にするための油少々

お肉
スパム(豚肉コンビーフ風缶詰)2缶(7人前)
乾燥インゲン豆1カップ
乾燥ニンジン1カップ
若干の水(戻すため)

卵焼き
卵2個/1人
乾燥チーズ1カップ
若干の水

メモ:我々はあまりにも沢山の食物を食べたので、ご自分で料理する場合は少なめに。でも炒飯の山全体に卵で覆うには多めの卵が良い。食べる前には炒飯を十分に温めることを勧める。

米の調理方法

1.フライパンに全ての米と、容量にして米の2倍の水を注ぐ。
2.お米の調理が終えたところでフライパンの底に油少々を注ぎ、米を炒める。

お肉の調理方法
1.野菜を水和する(水和とは、乾燥食材に水を加えて本来の食材に戻すこと)。もし水が多過ぎたら余分な水を捨てる
2.肉の缶詰を開け、肉を小さくきざむ。
3.1.と2.をスライパンに入れ、肉が黄褐色になるまで混ぜ合わせる。

卵焼きの調理方法
1.チーズを水和する(好みのよるが、チェダーとコルビーもお薦め)
2.普通の卵の場合、殻を割って中身をボールに入れる。粉末卵の場合は粉末と水を適量入れる。
3.大きめのフライパンに溶き卵を注ぎ、適当の固くなるまで温める。あまり固くし過ぎるとパリパリになるので、理想的には固いけど色は黄色のままがちょうど良いかも。
4.下側がひっくり返すのに十分固まってきたら、裏表をひっくり返す。
5.オムレツの上に卵の上に水和したチーズをかけ、十分に溶かす。
6.オムレツ全体が十分に固くなったら、下の部分を上に折り返し、ちょうどチーズが卵の間に挟まるようにする。

皿の盛り方
1.皿に正しく盛り付けするために、まずはライスを丸くなるように皿の中央に盛り付ける。
2.肉の塊を準備し、ライスの回りを囲む。丁度ライスが肉を枕にして休んでいるようにする。
3.ライスの反対側にオムレツを置き、肉と一緒になるように盛り付ける。ライスの上にオムレツが横たわり、ちょうど毛布を誰かの上に掛けるようなイメージ。チーズは少なめに。でも好みに合わて結構。
4.ゲストや友人や家族皆さんにもてなす。静かにするようにアドバイスをしてほしい。ライスが静かに寝ているかもしれないから。

ユースケが更に沢山の料理を作ってくれて皆を喜ばしてくれた。ライスと卵を混ぜたものは、今回のミッションの中で最高だった。そして肉を加えたものはさらに歓迎された。ユースケの他の料理も大変好評で美味しかった。どうか家でも料理をしてほしい。好みの味付けは必要かもしれないが、とにかく楽しんでほしい。

12月10日
火星歴78日
アナリー・ビーティ

クリーニングの日

今日は掃除の日である。まずは2階から始めた。そして1階、棚の整理、食器棚の整理整頓、乾燥器の移動、テーブルの移動、ジム機器の移動。台所とEVA準備室を清掃し、汚れの無い状態になった。ユースケは最後の食料品の在庫確認を行ったが、あっという間に終わった。クロード・ミシェルとユースケは電動ローバの座席の上部を取り払うことでバックパックにも使えるように改造した。アヌシュリーが研究室を清掃し、北極圏の実験に向けて荷造りを始めた。

 

キャプコム提出報告書

日報-アナリー
2.食料リポート-クロード・ミシェル
3.写真-アナスタシア
4.今日の写真