【MARS160現地レポート・12/12】
MARS80日間滞在の最後のレポートです。
*******
12月12日 アナレア・ビーティ(最後のレポート)
私たちはハブを去る準備と北極に向けた荷造りをしている。ただ、まだ模擬実験の最中です。全員、自分自身の作業を終わらせようとしています。今日はユースケにとって3D画像作成を終わらせる最後のチャンスです。彼にとって今日は様々な仕事をこなすことになっています。クロード・ミシェルの手助けをしながら、同時にアレックスとEVAに出かけ、アヌシュリーと一緒に地衣類のサンプル採取のためにGPS座標の調整作業も行う。彼女は研究室のモップ掛けをしていて、そのあとは最後の地衣類に関する報告書作成に取り組む。地質学者のジョナサンは北極向けの一覧表を作成、そして1階を整理したりモップ掛けをした。
コマンダーのアレクサンドルは今日の午後の最終EVAに向けてインターフェースの最後の確認を行っている。クロードミシェルはIpod touchをヘザー・ハーヴァ(Heather Hava 野菜育成ロボットの開発者、将来火星で自動で野菜栽培が可能  http://www.businessinsider.com/mit-student-invented-robot-f… )から受け取り、インターネットに接続して我々と植物との間の関係を調査している。
私は夕食を料理し、掃除したり洗濯したり、space.comへの最後の記事を終わらせ、送信し終わった。
ミッションの最後の四半期最終報告書を全員書き終わった。それから、ポリーナに手紙を書いた。ヨガは今日が最後。丸い窓を通して外にいるたくさんの人々が見えます。ナショジオがカメラとディスクを設置しています。誰かがアメリカ国旗を掲げました。ジョナサンはMDRSに滞在中に、2作目の火星模擬実験研究の執筆が出版社に受け入れられ、非常に喜んでいます。
最初の書籍はデビッド・ウィルソンとの共著で、南オーストラリアの硫酸塩が多く含まれる土壌から水分を抽出する実験について。最新の2作目は、デビッド・ウィルソン、ヘザー・スミスとの共著で、火星における最初の有人探査着陸地点としてメリディアニ平原を提案している。この地点はオポチュニティローバーが着陸した地点でもある。デビッドとヘザーは二人ともNASAエイムズ研究センターの職員でMars160のサポートチームのメンバーでもある。
それでは北極で会いましょう!!


火星人以外進入禁止


ジプサムサンプル採取


ハッピーな微生物学者


夜のMDRSとドーム


初の火星サラダが料理に出される


3D画像を眺める


ロシア語で、「求む、火星にて」